ゴキブリには、主に2種類のゴキブリがいるというのはご存じですか?
1つは、よく見かける黒いゴキブリ。
もう1つは、あまり見かける機会が少ない茶色いゴキブリ。
この2種類のゴキブリです。
問題は、この「茶色いゴキブリ」。
あまり見かけないことと、見た目がゴキブリではなく他の虫に見えることから、ゴキブリだと思わずに見過ごしてしまいがちです。
ですが、この茶色いゴキブリ、見過ごしてしまうと後で本当に大変な状況になってしまいます。
では、この茶色のゴキブリの正体は一体何なのでしょうか?
●茶色いゴキブリの正体
茶色いゴキブリの正体は、「チャバネゴキブリ」という種類のゴキブリです。
大きさは約2cmくらい。
体の色は、少し明るい茶色。
見た目の特徴は、上記の2つです。
体の大きさが小さいため見たことがないと他の虫と勘違いしてしまいますが、正真正銘の「ゴキブリ」です。
この「チャバネゴキブリ」、普通のゴキブリに比べて何が危険かというと、
繁殖のスピードがものすごく早い
という特徴があります。
これが、非常に危険なゴキブリと言われる理由です。
よく見かける体の黒いゴキブリは、卵から孵化して繁殖できるまでの期間は、約10ヶ月~1年と言われています。
しかし、このチャバネゴキブリは、卵から孵化して繁殖できるまでの期間は、約2か月前後と言われています。
つまり、黒いゴキブリに比べると、繁殖力は約5倍という驚異的なスピードです。
その繁殖力の強さから、黒いゴキブリよりも茶色いチャバネゴキブリの方が家の中で発生すると危険だと言われています。
チャバネゴキブリの繁殖を抑えるためには、家の中に強力なゴキブリ駆除剤を多めに配置して、繁殖する前に駆除をすることがとても大切です。
家の中でチャバネゴキブリを見つけたら、すぐに駆除剤を置いて繁殖を抑えるようにしましょう。